ナンバMG5は2005年から2008年まで連載されていた漫画作品で、2022年には実写化が決まり、同年4月からフジテレビ系列の水曜10時枠にドラマが放送されます。
ナンバMG5の終盤から続編であるナンバデッドエンドの終わりまでの泣ける感動エピソードがあるらしいのですが、一体どうなるのかが気になりますよね?
本記事では泣ける感動エピソードを紹介し、原作は何話あるのかも解説していきます。
ネタバレになるのでまだご覧になっていない方は一度原作を読んでから見ることをおすすめします。
ナンバMG5とナンバデッドエンドは全何話?
ナンバMG5は全部で18巻あり、合計160話です。
続編のナンバデッドエンドは全15巻で、合計135話あります
。合わせて295話なので漫画好きの方ならすぐ読み終えてしまうほどの長さですね。
【ナンバMG5】泣ける感動エピソード① 二重生活を告白
剛が生徒会長になり、新たに学校生活を送って順調な日々を送っていましたが、剛の妹である吟子が白百合高校に合格したことで状況が一変します。
吟子は剛が二重生活を送っていることを知らないので、普段と変わらぬ派手な服装で登校し、生徒指導の教師である桐山に呼び出されて注意をされました。
剛も桐山に呼び出され、そこで自分が吟子の兄であることと、ヤンキーであることを告白し、とうとう二重生活がバレてしまったのです。
そして美術部の部長・牧野にもバレてしまいます。
剛の兄である猛にもバレてしまいます。
剛の進路調査票に美術大学の名前が書かれているのを知り、気になったので剛を呼び出して問いただします。
猛は2年も家族に黙っていたことに怒りを爆発させて剛を殴りました。
剛を庇った直樹にも殴りますが、怒りが収まることはありませんでした。
剛は猛に反撃をし、大喧嘩に発展します。
剛は父親の勝と母親のナオミにも二重生活のことを打ち明けることを決意しました。
そして告白をすると、2年も間騙していたことに大激怒をします。
しかし、剛はヤンキー一家に生まれたことが迷惑に感じたと伝えました。
すると勝は「んじゃ、出てけよ」と言ったので剛は家出をすることに。
剛が住むことに決めた先は友人である直樹の家でした。
家出したので学費が払えなくなったためにカラオケのアルバイトを始めます。
【ナンバデッドエンド】泣ける感動エピソード②自主退学
学費を稼ぐためにカラオケでバイトをして四苦八苦していた頃、剛の母親・ナオミは剛が通っていた中学校の先生である長谷川を呼び出して会話を始めます。
話を進めるうちに剛の本心を知っていき、直樹が難波家を訪れて剛のことを庇っていました。
剛のバイト先のカラオケに難波兄弟を憎んでいた小栗翔(グリ)と小倉正(グラ)がやってきます。
2人は難波兄弟を報復しようとしますが、皮肉にもそれがきっかけで剛と猛は和解することに成功、両親にも謝罪して難波家の問題は解決しました。
これにより二重生活の問題は解決し、剛は夏休みが終わるとともにカラオケのバイトを辞めました。
再び順調な高校生活を送っていたのですが、その矢先にグリとグラが報復計画を進めていたのです。
グリとグラは池袋の不良集団「IRB(池袋ルードボーイズ)」のリーダーである竜二と手を組みます。
そして白百合高校に喧嘩を売りに行き、警察も出動するほどの乱闘を始めました。
全生徒も見ており、特攻服を着た男が剛であることがバレてしまいまします。
これが原因で剛は校長先生から無期限の停学処分を受けました。
また、校長は当初から剛を学校から排除したいと考えていたため、朝礼で全生徒の前で剛の退学を宣言しますが、剛に助けられてた生徒達が退学に反対したため一旦白紙に戻りました。
これで退学は免れたと思いきや、桐山先生が剛の通っていた中学校の恩師である長谷川先生に目を付けて自主退学へと導きます。
剛は長谷川先生に対して恩を感じていたので、迷惑をかけたくないと思い自主退学をすることにしました。
このことを誰にも話さなかったので、剛はだんだんと荒れ果てた生活を送るようになり、好意を抱いていた深雪でさえも声を拒絶するようになってしまいます。
【ナンバデッドエンド】泣ける感動エピソード③ 猛がピンチ
深雪は剛と話す機会を得ようと難波家がよく訪れていた喫茶店「珈琲専科 愛子」でアルバイトを始めます。
しばらく時が経ち、暴力団である秋田会の若頭補佐・梶原恭一が剛をヤクザの道に進ませようと説得していました。
ヤクザの道に進もうか悩んでいた剛は、深雪や周りの友人に止められ、ヤクザの道を進まないことにします。
恭一は剛の仲間であるタカシ達に中古車屋の車に火をかけるように働かせようとしました。
それを知った剛はタカシ達を止めに行き、そこに恭一が現れました。
剛と恭一のタイマンが始まり、最初は剛が優勢でしたが、恭一の弟分たちが激怒して反撃し、形勢逆転されます。
刃物を向けられた剛はピンチにもかからわず、怯まなかったため、恭一はその覚悟を見たのか手を引きました。
剛はその後深雪との交際を始めました。
しばらく経った頃にヤンキーを蹴散らしていた本田信也に目をつけられます。
剛は深雪と喧嘩はしないと約束していたので、信也に一方的に殴られました。
信也は剛を本気にさせるために鉄パイプとスタンガンを持って猛に遅いかかり、猛は鉄パイプで殴られて意識を失ってしまいます。
これを知り、意識不明の状態にある猛の姿を見た剛は、猛の仇を討つことを決意します。
深雪との約束を破ることになるので別れを告げ、信也を探し始めました。猛の仲間が信也の仲間の一人を見つけ、剛はそいつを顎が砕けるほど殴ります。
しかし、信也は現れず、その仲間は彼の居場所を知らないと言いました。
信也とはネットで知り合ってメアド以外は教えてもらっていないとのこと。
剛は信也を地獄に送ると決意します。しかし、猛の仲間全員の協力や警察に動いてもらっても信也の居場所が特定出来ません。
剛は秋田会の恭一に連絡を取り、組に入ることを伝えて信也の捜索をお願いしました。
【ナンバデッドエンド】泣ける感動エピソード④ 剛の釈放
深雪は剛としっかり話すために彼の地元を訪れていました。
やよいは大丸と鉄人、伍代に深雪と剛が別れた理由を話し、大丸たちは剛を止めに行きます。
一方剛は、猛の特攻服を着てバイクに乗ろうとしました。
すると彼の前に深雪が現れます。
剛に説得しようとしますが、聞く耳を持たずにバイクで走り出しました。
大丸と鉄人、伍代はウエさん(刑事)と遭遇し、ウエさんと伍代の2人で恭一のところへ向かいます。
伍代は恭一に土下座をして信也の居場所を教えてもらい、剛は信也がいる倉庫に向かいました。
倉庫に到着すると、信也とその仲間が武器を持って待ち構えていました。
剛は仲間にボコボコにされ、信也から腕をナイフで刺されました。
剛は信也の隙をついて足に刺し返します。
それを見た信也の仲間たちは逃げ出して、剛と信也の1対1の対決を始めました。
剛は信也を馬乗りにして顔をボコボコにします。
その時、伍代とウエさんが現れて剛を止めました。
剛は信也を殺せずに悔しがっていましたが、猛が目覚めたことを聞き号泣します。
そして、信也はそのまま逮捕されました。
恭一は警察署に迎えにいこうとしますが、大勢の生徒達が現れ、卒業式を抜け出して釈放された剛を迎え入れようと待ち構えていました。
深雪は釈放された剛の頬に平手打ちをし、涙を流します。
その様子を見た恭一はヤクザにいらないと考え、そのまま立ち去っていきました。
それからしばらく経ち、ラーメン屋「日の丸」に全員集まっており、猛の職場復帰が行われていたのでした。
まとめ
『ナンバMG5』優等生が正体を隠してヤンキーに変身して活躍するスーパーマンみたいな痛快ヤンキー漫画なのに、続編の『ナンバデッドエンド』から「ヤンキーと良い家の子の文化資本、教育格差」「ヤンキー世界の陰惨さ」「非行に走る底辺青少年達の行き着く先は反社」みたいなシビア描写で殴ってくるよ pic.twitter.com/TQ5w2DRIAW
— あまね丸Mr.発狂田山 (@amanemaryu) November 8, 2021
ナンバMG5とナンバデッドエンドの泣ける感動エピソード・全部で何話かを紹介しました。
ナンバMG5は全160話で、ナンバデッドエンドは全135話でした。
泣ける感動エピソードは、剛がヤンキーであることが全生徒にバレてしまい、退学をして一度道を外れてしまいます。
兄の猛がピンチになり、信也と激闘の末、友人に猛の無事を聞いて一安心しました。
その後、全生徒が卒業式をボイコットして釈放された剛を迎え入れたのはやはり皆から熱い信頼を得ていたことが分かりますね!
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