東リベ(東京リベンジャーズ)に登場する人物、ドラケン(龍宮寺堅)。
彼のトレードマークはやはり髪型と頭にあるタトゥーではないでしょうか。
金髪に染めて長く伸びたトップを編み、サイドと後頭部を短く刈り上げています。
このような髪型を辮髪(べんぱつ)というそうです。
昔の北方アジアの民族の男性がしていた髪型で、中国の時代劇とかを見ればたくさん見かけると思います。
そして頭にあるタトゥーは、ドラゴンのデザインが描かれており、ドラケンにふさわしいデザインなんじゃないかと思います。
今回は、ドラゴンの髪型の変化とタトゥーをするきっかけ、セットの仕方、実写版「東リべ」のドラケンを演じた山田裕貴がドラケンになるまでの経緯を紹介します!
[東リべ]ドラケンの髪型の変化とタトゥーをするきっかけ
ドラケンは最初からあの特徴的な髪型をしてタトゥーを入れていたわけではありませんでした。
ドラケンと三ツ谷が出会った頃を振り返るシーンがあり、それはドラケンが小学5年生のときでした。
その時の髪型はまだ刈り上げが入っておらず、普通の子供のような髪型をしていました。
そしてまだタトゥーも入っていないので、本当にどこにでもいそうな小学生だったといえます。
ドラケンは親がいなく、代わりに風俗で働く人に育てられたので、夜遅くに出かけても何も言われない生活でした。
そしてドラケンは夜に工事現場のような場所でカルビ丼をもぐもぐ食べていました。
そこに家出をした三ツ谷が現れ、壁にスプレーでドラゴンの絵を描いていたところをドラケンは見てて驚いていました。
「すげぇもんだな」「何これ?ドラゴン?」
ドラケンはその絵を気に入り、お腹がすいてた三ツ谷にカルビ丼を差し出し
「カルビ丼と交換な!?」
そしてドラケンはドラゴンの絵を自分のものにしました。
小5でタトゥーを入れた
三ツ谷が描いていたドラゴンの絵を、タトゥースタジオで痛みに耐えながら頭に入れてもらいました。
そしてドラケンは「うおーかっけー!!!」と喜びます。
タトゥーを入れたお兄さんには「小5で刺青か…ロクな大人になんねーな」と言われました。
ドラケンはすぐ他の子に見せびらかすために自慢しに行きました。
13歳の時の髪型
まだ編み込みできる段階ではないですが、髪を後ろで束ねるほどの長さになっています。
2005年の時の髪型
ドラケンといえばこの髪型、金色の辮髪です。こんな奇抜な中学生は現実にはいませんよね(笑)。
現代の髪型
何年のときかは不明ですが、この時のドラケンは黒髪の辮髪をしています。
囚人の時の髪型
現代(2017年)で死刑囚として捕まってる時のドラケンは、すっかりハゲになってしまい、左頭のタトゥーがより目立っているのが分かります。
[東リべ]ドラケンの髪型のセットの仕方は?
東京リベンジャーズのキャラが本当に良く考えられていてすごいです
例えばドラケン
漫画では左を向いている顔が多くなるので左にタトゥーが入ってますが右側からはまったく見えない
これによってスーパー銭湯極楽湯などタトゥーが不味い商業ともコラボ出来る
やっぱ仲間みんなで行きたいもの pic.twitter.com/FkRIvjjVnP
— 石井健太郎 (@kentarooo141) November 9, 2021
ドラケンの髪の色はプラチナブロンドカラーです。
そしてこの金髪は黄色味のある金髪ではなく、透明感のある金髪なのでブリーチが必要になります。
時間は個人差があるのであくまで目安ですが、順序としては
1.まず全体をブリーチする(45分)
2.シャンプーで洗う(10分)
3.再びブリーチをする(45分)
4.再びシャンプーで洗う(10分)
5.全体をプラチナブロンドで染髪する(45分)
6.もう一度シャンプーをする(5分)
7.ブローをする
という流れになります。
美容師にやってもらうと少なくても2万円以上はかかります。
もし出せるのであれば是非やってみましょう!
髪型は前髪以外すべて後ろに三つ編みに流しています。
順序は
1.髪全体をドライヤーで乾かせる
2.前髪を多少残して下す
3.前髪以外の髪を後ろに結わえて三つ編みにする
という流れになります。
タトゥーの入れ方は?
タトゥーシールでいいのならば、アマゾンなどセットで売られているので即購入することが可能です。
ガチで彫りたいという場合は、数時間に及ぶ痛みに耐えなければなりません。
そして彫った跡は元には戻せません。
それでも大丈夫ならぜひ彫ってみてください!
タトゥーは周りから怖がられる可能性があるので、仕事や生活に影響を及ぼさないように配慮を忘れないようにしましょう!
[東リべ]山田裕貴がドラケンになるまで
実写版「東リべ」のドラケンを演じた山田裕貴の髪型の完成度がすごいと話題になりました。
ドラケンのような特徴的な髪型をする場合は、大抵の俳優はかつらをかぶったりしていますが、山田の断髪式の動画があり、あの髪型は地毛だということが分かります。
山田曰く、「こんなのドラケンじゃない」と言われたら作品を見たくないと思われてしまう、だから外見を寄せてからがスタートだと吐露していました。
自分の髪がどんどんなくなり、色が変わっていく流れをスタッフが撮ってくれていて、とても愛を感じたそうです。
そして、他にも山田は15㎝の上げ底ブーツを履いて演じてたらしく、「すごく重かった」とも言っていました。
なぜ15㎝の上げ底ブーツを履いていたかというと、マイキー(佐野万次郎)の身長は162㎝、ドラケンの身長は185㎝と23㎝差があります。
しかし、マイキーを演じた吉沢亮は171㎝、山田は178㎝と7㎝差しかなく、その身長差を出すために履いていました。
山田はドラケンを演じるのにかなり熱意があるんだなと実感します!
さすがプロの役者ですね!
髪型とタトゥーがすごく似合っています!
まとめ
ドラケンのセリフがよき。
漢気は髪型だけじゃないんだぜ!?#東京卍リベンジャーズ #東京リベンジャーズ #マガジン 33号発売中! pic.twitter.com/cI0fOQZWV1— 週刊少年マガジン公式 (@shonenmagazine1) July 14, 2021
東リべ(東京リベンジャーズ)のドラケンは小5のとき、家出した三ツ谷がドラゴンの絵を描いてるのを見て気に入ったのがきっかけで頭にタトゥーを入れ、他の子に自慢しに行きました。
そして13の頃から髪を束ねるようになり、15歳のときには読者が見慣れている髪型になりました。
そして現代では黒髪になり、死刑囚のときはハゲでタトゥーがより目立っていました。
ドラケンの髪型にするには最低2万円ほどかかり、手入れはこまめにやらないといけません。
実写版東リべのドラケンを演じた山田裕貴は、役作りのために地毛でドラケンの髪型に寄せ、さらにタトゥーもしっかり入っててプロ意識が強いなと感じました。
自分もドラケンの髪型にしてタトゥーを入れてみたいなと思ったり思わなかったりしています(笑)。
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